Windows7のサポート切れ前に、Windows10のノートパソコンを購入。
「今後はこれをメインPCとして利用していこう」と思い、セットアップ→データ移行をして少しずつ使っていたのですが。
ネット(ドコモ光)の通信速度が、いまひとつ遅い感じでした。
上り速度はたいていOK(100Mbpsを超えてくれます)なのですが、下り速度がいまいち。
スピードが比較的出てくれるときで、60~80Mbpsくらい。
そうでないと、20Mbps~30Mbpsくらいになってしまいます。
「うーむ。パソコンのアンテナの問題だろうか」とか「無線LAN中継機を手に入れて設置しようか」とか考えたのですが、その前にルーターの設定を変えてみたら、どうやら改善されました。
ルーターの設定 変更した項目
いま使っているのは、GMOからレンタルしているNECのAterm WG1900HP2になります。
ネット接続して、WEBブラウザで管理画面にアクセスし、「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」の「マルチキャスト伝送速度(Mbps)」の値を変更しました。
ここが、「6Mbps」に設定されていました。
それを、「54Mbps」に変更しました。
設定変更後の速度
設定を変えてから、上り速度はそんなに変わらないですが。
下り速度が70~110Mbpsくらいになっています。
いま計測してみたら、こうでした↓
マルチキャスト伝送速度
この「マルチキャスト伝送速度」。
実は、いまいち設定の意味がよくわかっていません・・・
ネットで調べてみても、はっきりとはわからず。
ただ、コマンドプロンプトで無線LANの状況を見たとき(「netsh wlan show interface」で見ることができます)のシグナル値が上がっていたように思います。
設定を変える前は54%とかだったのが、変更後は72%などになっています。
シグナル値は、Wi-Fiの電波強度を示している?
それが上がったってことだろうか。
悩ましいのは、この「マルチキャスト伝送速度」の値は、高ければいいというものではないらしいことです。
どの値が最適解になるのかは、設定を変えながら実際にスピード測定等をしてみて探る、ということのよう・・・
まぁ、最大値に上げてやってみて、ダメそうだったら少し値を下げて試してみるってのでいいような気がしますけれど。
注意点
ドコモ光の速度が遅い理由には、様々なケースがあります。
今回、私がやった「マルチキャスト伝送速度」の値変更によりスピードが改善したというのも、もしかしたら勘違いの可能性もあります。
(単に、ルーターを再起動させたことが理由だった、とか)
でも、今回のことがどなたかの役に立つ可能性もあるのではないかと思ったので、記事化いたしました。